はじめに、2013年ごろからロト6における詐欺事件が多発している。手口としては非常に単純で当選番号情報を事前に知っているからお金を振り込めば教えるというものだ。
それを信用させるためにそれっぽいクジを偽装したりネットを使用しない老人に対して新聞で発表する前にそれを伝えてあたかも抽選前にわかっていたように思わせる。
結論として、ロト6にそういう事前情報による当選はないと言っていい。
次に、詐欺と情報商材の違いも伝えたい。詐欺は当選番号を教えるためにお金を振り込ませる、その結果何もえるものはない。
情報商材は簡単に言うと、当選につながるかどうかは別として、購入するために参考となる情報または数字の組み合わせなどを得ることが出来る。情報商材はあくまで当選を保証してもらうためにお金を払うわけではなく、情報を得るためにお金を払っているということを購入者は認識しなければならない。その情報をどう利用するかは購入者の判断となる。
5等や4等の保証は比較的少ない金額でも実現できるため、それを謳った情報商材もあってもおかしくない。ただ、高額当選となると数学的にはそれなりの投資が必要となるのでまるで簡単に当たるような書き方をしている場合は注意が必要となる。
情報商材も売る側としてそれなりの投資が必要ということを大きく伝えていないケースもあるので、ちゃんと理解して購入しないとまるで騙されたように思えることもあるだろう。ロト6のことを理解している人であればそういう勘違いをすることはまずないと思う。
ロト6詐欺ニュース
- 2014/03/10 ロト6詐欺:急増、5件2700万円被害 県警注意呼び掛け /茨城(毎日新聞)
- 2014/03/05 ロト6詐欺 「情報提供業者」に札幌の女性400万円被害(北海道新聞)
- 2014/03/03 ロト6詐欺で1350万円被害 長野、大町の男性(中日新聞)
- 2014/02/27 ロト6詐欺で8000万円被害 「当せん番号教える」(スポーツニッポン)
- 2014/02/20 「ロト6」当選番号情報で700万円詐欺被害(沖縄タイムス)
- 2014/02/18 特殊詐欺被害が過去最悪 昨年の伊那署管内(長野日報)
- 2014/02/17 ロト6詐欺容疑、統括役逮捕=被害2億3000万円か—警視庁(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)